関東運輸局指定整備工場
(指定番号4-1992号)

京都に行ってきました。

2024.05.21

剱物 康浩

こんにちは。
刀剣の画像から入りました。けんもつです。

こないだ所用で京都にいるムスメのところに行ってきました。
しかし1日目2日目とあいにくの天気で用が億劫になりまして。
そうとばかりに観光に転換しました。

ムスメん家から程近くに新撰組で有名な壬生寺があります。
ここで、壬生寺伝統の壬生狂言が催されてるとのことで、用はそっちのけで見に行きました。
壬生狂言は無声狂言で法話主体です。演目は”賽の河原”。
ウソ付きはエンマさまに舌を抜かれる例のアレですね。
言葉はなくても日本人なら知ってる内容と、狂言独特の表現でとても面白かったです。

舞台中は写真は撮れませんので、壬生寺の山門の画像のみですが。
そして新撰組と言えば。

隣の八木邸に行き見学しました。が。
ガイドさんから。

「あ、ちょうど今ご主人がおられる所、芹沢鴨が寝ていた場所ですね〜」

…。

「斬られながら隣の部屋へ逃げたところで、トドメを刺されたんですね〜」

ちょうどその上の欄間に刀傷が…

その後、東山の霊山神社、資料館にいきました。
トップの刀の画像はそこで撮ったものです。
一枚目は土方歳三の、2枚目は近藤勇のものです。

見たいと思っている和泉守ではなかったですが、いずれも実戦で使用していた刀。土方の「大和守」は鳥羽・伏見や甲州戦役で実際に使われたもの、近藤の「吉川六郎」は稽古用ですが、実戦にも使われたようです。
人を斬りまくった刀ですね…

他にも近江屋で桂早之介が坂本龍馬を斬った刀も展示してました。

…。

2日目も雨。
となれば、観光。
洛西から西山方面へドライブ。途中で寄った石清水八幡宮の画像です。

いや〜。
京都の精錬された寺社の庭は雨がよお似合う。

八幡宮は応神天皇で有名な武神、誉田別命がご祭神。左側にある大木、戦勝祈願に訪れた、かの楠木正成公が奉納したクスノキだそうな。

夜は先斗町に飲みに行きました。
その途中にも、やれ橋本左内が寄った寺だの、武市半平太が寄った店だの、ふいっと現れます。
ちょっと歩くと日本の歴史が顕現する。
なんだかんだ言っても日本の中心は京都ですな〜

3日目、日頃お世話になってるお客様へのお土産を買おうと宇治に行きました。

途中、黄檗を通ったので、ここはやはり萬福寺へ。
山門をくぐった途端、空気が変わり。沈香に梅の香りが混ざったようなお香の香り。格式の高さ、静寂。荘厳さ。素晴らしい空間でした。

さて、お土産は季節的にお茶かな、と。
宇治と言えば伊藤久右衛門や中村藤吉が有名ですが、今回はこちら。
宇治橋のたもとで代々1,000年にわたって橋守り兼お茶屋さんを営んでいる「通園」へ。
古くから名店として有名でしたので、秀吉はじめ多くの公家武将も訪れたとか。

たまたまいらした24代ご当主にお茶を頂き、少しお話しをさせて貰ったのですが、まだ40代くらいでしょうか。穏やかで気さくな雰囲気でしたが、凄い貫禄でした。
少々疲れて乾いた喉に、少しぬるめのお茶がとても美味しかったですね〜

そんなこた知ってか知らずか。若者や外国人観光客でごったがえす京都でした。

…あ、大事な用があったんだ。とこのあと思い出しました。
ムスメ、一緒になって盛り上がってんじゃないよ💧

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